噛むこと健康研究会とは

噛むこと健康研究会

発足の経緯

近年、「噛むこと」と生活習慣病や認知機能などとの関係が解明されつつあり、それをさらに様々なアプローチで研究し、そのエビデンスを積み重ねることが重要となってきています。同時に、有益な研究成果を社会に発信することは、社会課題の解決にもつながります。こうした中で、医学、歯学、栄養学、スポーツ科学など多分野の研究者が集まり、人生100年時代、「噛むこと」を通じて健康寿命の延伸及び生活の質の改善に貢献するため、2018年「噛むこと健康研究会」が発足致しました。

会の目的

下記の理念のもと、「噛むこと」と健康に関する研究の実施、情報・意見の交換を進め、噛むことの大切さを発信することを目的としております。

  • エビデンスに基づいた情報の発信により、人々に「噛むこと」の効果について正しく伝える。
  • 健康に資する噛む回数の目安を設定し、「噛むこと」の効果を分かりやすく伝える。
  • 健康へのメリットの高い噛み方、食品 等の効果を検証し伝える。

活動・取組

上記目的を達するため、以下の活動を行って参ります。

  • 「噛むこと」の実態調査研究、及び「噛むこと」の健康効果に関する基礎研究・介入研究
  • 「噛むこと」と健康についての情報収集及び提供
  • 「噛むこと」の効果を啓発する為の研究発表会の開催
  • その他、目的を達成するための活動や事業

組織体制(50音順)

代表理事
松澤佑次
一般財団法人住友病院 名誉院長・最高顧問、大阪大学 名誉教授
理事
下村伊一郎
大阪大学医学系研究科 教授
水口俊介
東京医科歯科大学医歯学総合研究科 教授
芦谷浩明
株式会社ロッテ 執行役員、中央研究所 所長
アドバイザー
小野高裕
大阪歯科大学歯学部 専任教授
葛西一貴
日本大学松戸歯学部 特任教授
坂田利家
大分医科大学 名誉教授
武田友孝
東京歯科大学スポーツ歯学研究室 客員教授
宮下政司
早稲田大学スポーツ科学学術院 教授
柳沢幸江
和洋女子大学大学院総合生活研究科 研究科長・教授

(2024年1月10日現在)

会則